第六話「技」…森の中を歩く一同…スエゾー「そーいや、サンダーてジオとかまいたち以外の技使えるんか?」 サンダー「うん。ブフとアクエスとアワとアギ。」 スエゾー「…せやったら、チョコモンとグミモンとアメモンはどうや?あんま見たことあらへん気ィするけど…。」 チョコ「え、ぼくはブレイジングアイスとプチツイスターとロップパンチとロップラッシュと…まぁ、そんなもんかな。」 グミ「僕の場合は~、ブレイジングファイアとプチツイスターとテリアパンチと空中プチツイスターと空中プチツイスターショットだよ~。」 アメ「オレのはブレイジングサンダーとプチツイスターとラカルパンチとダッシュツイスターだ。」 チョコ「で、あとはぼくらの合体技で…せーの。」 チョコ・グミ・アメ「ダブルタイフーン(二人の場合)とトリプルタイフーン(三人で)!!」 ゲンキ「へ~。みんな結構いろんな技使えるんだな。」 グミ「ま~ね~。ちなみに~、他にも僕にはテリアバルーンってのがあるんだよ~♪」 サンダー「…テリアバルーンもロップバルーンもラカルバルーンも攻撃技じゃないじゃん。」 チョコ「でもサンダーだって攻撃技以外の技持ってるじゃない。」 サンダー「…まぁね。…ディアとかメディアとかサマリカームとかパトラとか…あとはスィートスマイルとあまえるとなきごえとしっぽをふるとうそなき…かな。」 ゲンキ「へ~…てちょっと待て。今あまえる…とかうそなき…とかって聞こえたような気がするけど…技か?ソレ。」 サンダー「うん、一応ね。…でもま、あまえるとうそなきは使える相手が限られるんだけどね。」 一同「へ~。」 サンダー「!…なんか…いっぱい来るみたい…。」 グミ「え゛…なんかめんどくさそ~。」 チョコ「で、それあとどれくらいで来るの?」 サンダー「えっとねぇ…あ…ゴメン、分かんない。」 アメ「…圏外か?」 サンダー「そうみたい。…判定力外(?)って言うか…何て言うか…。」 スエゾー「分からへんのやったら意味無いやないかい。」 ゲンキ「…でも、たくさん来るって分かっただけ良いよ。」 サンダー「あ、そろそろかな。」 すると、草(木の)陰から、ダークハムやバトルクレイやケルベロスやロードランナーなどのワルモンの大群が現れ、襲い掛かってきた。 アメ「…どうする?サンダー。」 サンダー「ベツに進化しなくてもこのままで良いんじゃない?」 チョコ「分かった。…たまには良いよね♪」 アメ「じゃ、行くか。」 チョコ・グミ・アメ・「せーの『トリプルタイフーン』!!」 チョコモンとグミモンとアメモンは、三つの大きな竜巻を放った。 サンダー「…おれもたまには他の技使ってみるか。…『ブフ』!!」 サンダーは氷のつぶ(?)をはなった。 …一同戦い中…が、いっこうに敵は減らない。 ゲンキ「…くそ。全然敵が減らないぞ。」 ハム「敵が多すぎです。」 …すると、どこからか技がとんで(?)来た。 「『ビッグバン』!!」 「『ゴッドストライク』!!」 「『アイビーム』!!」 その技は、ワルモン達にあたった。 ダークハム1「何奴?!」 その場に居た一同が振り返ると、そこには… ゲンキ「…ビーナス、ガリ、ナーガ…。」 そう。ビーナスとガリとナーガそこにはが居た。 ダークハム2「な!お前らは…くそっ…ものども、ひけぇ~!!」 そう言って、ワルモン達は去って行った。 ホリィ「ビーナス、ガリ、ナーガ、久しぶりね。」 ビーナス「あぁ。」 ナーガ「ん?…何だ?今回はこんなちび達を連れているのか?」 グミ「な~んだよ~!!」 アメ「誰がちびだ誰が!」 サンダー「誰ってお前らだろ?成長期(おこさま)。」 グミ「なんだよ~!サンダーだって子供じゃないか!!」 サンダー「うん。おれ子供(ガキ)だよ?…ま、グミモンよりは上だけどね~♪」 …またグミモンとサンダーのケンカが始まった…。 ギンギライガー「…また始まった…。」 ガリ「…止めなくて良いのか?」 ギンギライガー「あぁ。あいつらの喧嘩は日常茶飯事だから。」 ライガー「いちいち止めていたら限がない。」 サンダー「…ライガーにいちゃんもギンギにいちゃんもそいつらの事知ってるの? サンダーはグミモンをあお向けにして、その上に乗ったまま言った。 アメ「サンダー、もう決着付いたのか?速いな。」 サンダー「うん。…ま、グミモン倒すのはすっごい簡単なんだけどね。」 チョコ「…ぼく一度も勝った事ないのに…。」 サンダー「ま、相性ってのもあるからさ♪…で、知り合いなの?」 ギンギライガー「あぁ、実は…。」 ギンギライガーとビーナスとガリとナーガは、自分達が昔ワルモン四天王だったと言うことを話した。 アメ「ギンギライガーってワルモン四天王だったのか?!」 グミ「…うそ…。」 そう言いながら、アメモンとグミモンは一歩引いた。 チョコ「そっか、そう言うつながりで知り合いだったんだ。」 サンダー「…でもさ、何でそのこと今まで話してくんなかったの?…もしかして、おれが引くと思った? おれが引く訳ないじゃん。だいたい、過ぎちゃったことはカンケーない――って最初に言ったの、ギンギにいちゃんだったろ?」 サンダーはそう言ってニコッと笑った。 ギンギライガー「…サンダー…。」 ニナ「そうよ、ギンギライガー。今は今、昔は昔。気にしちゃダメよ。」 ギンギライガー「…ニナ……あぁ。」 グミ「てゆ~か~、そんなんでイイの~?!」 アメ「そーだよ!ワルモン四天王だろ?!良いのかよ!!」 サンダー「良いの!…あんまり煩いと2人とも殺すよ?」 サンダーはアメモンとグミモンをにらんだ。…するとアメモンとグミモンは青くなって固まった。 …所変わってとある岩山…そこには先ほどゲンキ達を襲ったワルモン達と、それに加えて4つの影がいた。 影1「あんたたち!それでノコノコと逃げ帰って来たって訳?!」 ダークハム1「す・すみません!!…何せ途中から元ワルモン四天王がやって来まして…。」 影2「元ワルモン四天王?…ほう、奴等か…ちょうど良い。奴等にもう一度ワルモンにならないかと聞くのだ。」 影3「でもさ、もしソイツらが誘いを断ったらどうするんだ?」 影2「その時は…殺す!!」 影4「…なるほどな。…でも、サンダーまで殺すなよ。」 影2「あぁ、分かっているさ。…サンダーは我等の大事な力だからな。」 影2は、そう言うとニヤッっと笑った。 ジャンル別一覧
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